リーダー像

昨晩はまだまだ躁状態が取れず、寝てみたものの中途覚醒(寝ている途中で目覚めてしまう)してしまい、少しインターバルを置いてまた寝てみたのですが、結局6時前には起きてしまい、寝ても体力が回復できないという状態でした。
やっとこの時間になって、少し疲れがとれたかな、ということで、ようやくキーボードへ向かっています。
と、ここからが本日の本題。
独りでいるといろんなことを考えてしまうのですが、昨日は私はいいリーダーでありえたのか、ということについて考えていました。
うつになる前までは青少年関係のボランティア団体のリーダーをやっており、中学生~大学生を中心としたメンバーで、キャンプやクリスマス会、単発のイベントなどでメンバーを導いていました(リンクにある”TBYC”というのがその団体です)。
その団体では、体育会系のような上下関係ではなく、年齢性別関係なくみんなが自主性を発揮できるような環境作りに努めていました(もちろん役割分担としての上下関係はありましたが)。
なので、メンバーやイベントに参加してくれる小学生と同じ目線になって、あだ名で呼び合い、タメ口をきかれるのも平気でした。
こういう活動でかしこまった空気を作ってしまっては楽しんでやっていけない、というのが、私の過去の経験からあったからです。
というわけで、リーダーシップは発しつつ、協調を重視してリーダーを務めてきました。
本来私はNO.1タイプには向いていないと思っています。
どちらかといえばNO.2の方が好きですし合っている気がします。
NO.2、というのは、普段はNO.1の傍でサポート・フォローをして、いざという時になればNO.1の役割も務められる(責任もしょえる覚悟がある)、そういうものだと考えています。
ですから、NO.1に匹敵するくらいの知識・経験・スキルを持っていなければならないので、実はかなりレベルがないと務まらないものです(私はレベル低いです・・・)。
NO.1のタイプにもいろいろあります。
カリスマ型(例:織田信長・ヒトラー・西郷隆盛)、トップダウン型(例:豊臣秀吉・大久保利通)、コンセンサス(合意形成)型(例:徳川家康・木戸孝允)。他にもあるかもしれません(知識不足で申し訳ない・・・)。
緊急時にはカリスマ型が、物事を前進させるにはトップダウン型が、安定期にはコンセンサス型が、それぞれ出てくるようです。
いま日本は緊急時ですから、小泉純一郎待望論が出てくるのもわかります。
当然それぞれメリット・デメリットがあります。
カリスマ型はある種宗教的な崇拝を受け、みなそのオーラに魅了されて、自分たちの意見が麻痺した状態でしたがう、しかし悲劇的な結果を生むことが多いでしょう。
トップダウン型は、決断はトップが行うので素早い動きができ、その人物が存在している時には組織もまとまり人心も一致団結するのですが、その人物がいなくなった時、一気にそれまでのつけが出て、後々のひずみが大きくなることがあります。
コンセンサス型は、決断の速度は遅くなってしまうので、早い流れにはついていけなくなることがありますが、多様な意見を集約し、最も適切な結論を導き出せる可能性が高いでしょう。
どのタイプがいいとか悪いとかという話ではありません。
リーダーを決めるのは私たち一人一人なのです。選ぶ我々がどれだけの知識を持ち、世の中の状況を把握し、人物の本質的な個性を見極められるか、が大変重要になってくると思います。
私ももっと努力しなくてはと思っています。
なんだか論文のようになってしまいました。
これはあくまで私の浅はかな知識と主観です。間違っている部分はたくさんあると思いますので、間違いがあればご指摘ください。私も学ぶことができます。
話を戻して、私は二流三流のバラになるよりは、一流のかすみ草になりたいと思っています。
普段は脇役として主役を引き立てていますが、かすみ草がないと何か味気ない花束になってしまう・・・。
目立たなくてもいいから、光輝かなくてもいいから、実直に自分の役割を果たし、それを評価してくれる人もいる、そんな存在でありたいと思っています。
ここまで長々とした文章を読んでくださってお疲れでしょう。
本当にありがとうございました。
明日からいよいよ仕事復帰です。
迷惑をかけてしまった分、頑張りたいと思います(無理はしないように気をつけます)。
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